活動実績
毎月1回定例会の実施
毎月木曜日18:30~(開始日、時間は変更の場合あり) テーマを決めてメンバー間で意見交換を行っています。テーマは、商業や小売業に関するトピックの他に、メンバーが一人ででは解決できない課題を全員で討議したり、互いに議論を交わしたりすることで、個別の見識や知見を集合知、形式知へと進化させて、見識や知見を深めています。
【定例会の様子】
外部専門家を招いての定例会
定例会では、会員のみならずあらゆる分野の外部専門家も招き、オープンセミナーなどでご講演いただきました。商業分野のみならず、広い視野で知識の集積に努めています。
【これまでの外部専門家を招いての定例会のテーマ】
- 「店舗レイアウトは正直苦手なお店支援者に贈る2時間」
- 「今さら聞けないクラウドファンディングって何?」
- 「飲食店の次なる一手、フードデリバリーという選択肢」
- 「店舗デザイン・厨房デザイン・施工について」
- 「SDGsの取り組みについて」
- 「小売市場を取り巻くデジタル化の現状」
- 「売上拡大DX!デジタルマーケティングの全体像と活用」
- 「業務効率化につながるキントーンのしくみについて」
- 「中小企業における健康経営への取り組み方」 他
飲食店支援
定例会では、会員のみならずあらゆる分野の外部専門家も招き、オープンセミナーなどでご講演いただきました。商業分野のみならず、広創業間もない神戸市内飲食店の経営改善を支援しました。
2019年開業の喫茶とランチ等軽食を中心とした家族経営のお店で、近隣の方をターゲットとしています。開業後、間もなくコロナ禍となり、集客に苦戦していました。
創業支援の窓口相談に来られていたことがご縁でお店を軌道に乗せるためのサポートをさせていただきました。
ランチメニューの見直しや価格設定についての提案やテイクアウトの販売を伸ばすためのPOPの制作やイーゼルの活用方法など、お店の実情や状況に応じた具体的なアドバイスを行いました。
当会のメンバーは実店舗での現場経験者も多く、机上のアドバイスだけでなく、現場目線から経営改善の提案ができることが強みです。
洋菓子店支援
姫路市の洋菓子店「ヒメジンジャー」様の経営改善のご支援をしました。
「ヒメジンジャー」は、姫路ショウガと兵庫県産米粉を使ったジンジャーケーキが自慢のお店で、他にもシロップやピール、パウンドケーキなどショウガにこだわったスイーツも好評です。
Shobai Lab.は、「美と健康」をテーマにした姫路ならではの新しいお菓子を全国に発信したい、という思いに共感し、お手伝いをさせていただくこととなりました。
ヒメジンジャーのお手伝いを通じて、中小企業に役立つブランディングやマーケティングのあり方について研究を深めました。
新事業展開支援
新たにカフェと宿泊施設の開業を計画している鶏卵卸売業「眞島商店」様を支援しました。眞島様にとって、文字通りの事業再構築の取り組みということで、当社にとっては、まったく初めての事業です。まず、当会メンバーの提案により、カフェで提供するハンバーガーについて顧客の声を収集するためにアンケートによる調査を実施しました。さらに、販売状況やオペレーションの状況を肌で知るために、当会メンバーがテスト店舗に出向き、実際に店舗で働いて調査を行いました。
その結果を踏まえて、新規開業に向けての提案やアドバイスを行いました。
このように、補助金申請をきっかけに支援が始まるケースもあり、当会では、補助金の他、行政や支援機関が実施するさまざまな支援施策についても知見を広げています。
創業塾での講師
2021年、22年のひめじ創業塾(姫路市商工会)の講師として当会メンバーが登壇しました。
ひめじ創業塾は、これから創業をめざす人や創業間もない人を対象に、創業や経営に必要な知識を身につけるために実施しており、毎年20名以上の受講があります。
講義は、講師からの一方通行ではなく、受講者の気づきや学びを深めるために、演習やディスカッションなど受講者参加型のカリキュラムを取り入れています。
21年は、Shobai Lab.から伊藤勢津子、稲垣賢一、岡村恵望子、川崎ますみ、衣笠晴人、豊田孝二の6会員が経営戦略、販路開拓、財務会計、事業計画策定を担当しました。また、22年は、伊藤勢津子、岡村恵望子、衣笠晴人、豊田孝二 の4会員が経営戦略、販路開拓、人材育成、財務会計、事業計画策定の各講義を担当しました。
兵庫県中小企業診断士協会
平成30年度調査研究事業の実施
地域経済の自立的循環に資する地域商業活性化について
~空き店舗問題に内包される地域商業が抱える課題とその対策~をテーマに、調査研究を行いました。
調査研究事業の内容は、こちらからご覧いただけます。
⇒「平成30年度調査・研究事業の報告書について」
令和3年度以前の活動実績はこちら